PHP入門 第7回 型
PHPで使われる型について解説していきます。
全部で、大別すると8種類に分類されます。
スカラー型
| 型名 | 説明 | |
| 論理型 | boolean | 真偽の値を表します。 この値は、TRUE または FALSE のどちらかになります。 | 
| 整数 | integer | 整数 は、10 進数、16 進数 、8 進数表記で指定することが可能です。 | 
| 浮動小数点数 | float | |
| 文字列 | string |  文字が連結されたものです。 | 
使用例)
- 論理型
1 2 3 4 5 6 <?php $a = true; if ($a) { echo "true"; } ?> 
-  整数
1 2 3 4 5 6 <?php $a = 1234; // 10進整数 $a = -123; // 負の数 $a = 0123; // 8進数 (10進数の83と等価) $a = 0x1A; // 16進数 (10進数の26と等価) ?> 
- 浮動小数点
1 2 3 4 5 <?php $a = 1.234; $b = 1.2e3; $c = 7E-10; ?> 
- 文字列
 引用符1 2 3 <?php echo 'Hello'; ?> 二重引用符 1 2 3 <?php echo "Hello"; ?> 二重引用符を使用した文字列の場合、特殊文字のエスケープシーケンスが利用できます。 記述 意味 r ラインフィード n キャリッジリターン t 水平タブ v 垂直タブ f フォームフィード \ バックスラッシュ $ ドル記号 " 二重引用符 [0-7]{1,3} 正規表現にマッチする文字シーケンスは、8 進数表記の 1 文字です。 x[0-9A-Fa-f]{1,2} 正規表現にマッチする文字シーケンスは、16 進数表記の 1 文字です。 ヒアドキュメント 1 2 3 4 5 6 7 <?php $str = <<<EOD Example of string spanning multiple lines using heredoc syntax. EOD; ?> ヒアドキュメントは、二重引用符と同じ特殊文字のエスケープシーケンスが使用できます。 
 Nowdoc1 2 3 4 5 6 7 <?php $str = <<<'EOD' Example of string spanning multiple lines using nowdoc syntax. EOD; ?> ヒアドキュメントと似ていますが、Nowdocは、引用符のときと同様の文字列のあつかいをされるので特殊文字のエスケープシーケンスはできません。 
複合型
| 型名 | 説明 | |
| 配列 | array | 順番付けられたマップです。 マップは型の一種で、 値をキーに関連付けます。 | 
| オブジェクト | object | クラスの定義からインスタンス化したデータと振舞いを持つデータ型の変数 | 
使用例)
- 配列
- オブジェクト
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 <?php class foo { function do_foo() { echo "foo を実行します。"; } } $bar = new foo; $bar->do_foo(); ?> 
特殊な型
| 型名 | 説明 | |
| リソース | resource | リソースは特別な変数であり、外部リソースへのリファレンスを保持しています。 ファイルやデータベース接続、SQLの実行結果などを管理しています。 | 
| ヌル | NULL | 値を持たないことを表します。 | 
コメント:0件
トラックバック:1件

 
 
[...] 第7回 型 [...]